FM印刷 (高精細印刷)


■今、話題のFMスクリーン。よりワイドな色再現が商用印刷のイメージを変える
FMスクリーン印刷は欧米では、すでに実績のある技術で、表現力やクオリティーの求められる商品パンフや写真集などで、数々の成功事例を生み出してきました。
日本でもCTPの普及により、「印刷本質の技術」ということでFMスクリーンが注目を浴びており、導入する印刷所が増えてきています。
FMスクリーンとはFrequency Modulation(周波数変調)の略語で、1980年代後半に発表されました。
「もっと鮮やかに」「質感を出す」「モアレをとる」「中間調ディティールを出す」「にごりをとる」などのお客様からの写真の要望をすべて解決したのが第2世代のFMスクリーン(クレオ社Staccato高精細印刷)です。
FMスクリーンは20ミクロンの極小なドットで表現し、400線相当の高精細印刷と同等の仕上がりが可能になりました。しかも、従来の環境で安定した印刷が出来るようになり、「高品質=高価格」という常識も覆してくれました。
より身近になった高精細印刷で、訴求力を最大限に活かして下さい。
※当社採用のFMスクリーンは実績のあるクレオ社Staccatoを採用しております。
■FM・AMスクリーンのドット比較図(拡大)
・AMスクリーン(Amplitude Modulation振幅変調) | ・FMスクリーン(Frequency Modulation 周波数変調) | |
段調をドットの大きさで表現する(スクリーン角度がある)。 印刷物のほとんどがAMスクリーンを使用しています。 |
独自のマイクロドット配置により滑らかな再現が可能になる。 | |
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■FMスクリーンは何故使われなかったか?
安心してお使いいただくために、普及しなかった理由をご説明いたします。
・通常のFMスクリーン | ・新世代FMスクリーン・Staccato(当社導入) | |
ドット配列が不規則なため、ザラツキが目立ち平アミがきれいに表現できない。 | 独自のマイクロドット配置により滑らかな再現が可能になる | |
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1.アナログ刷版上での焼き細りや太りなどがあり、不安定で非常に刷版が難しい
→サーマルCTP化により解決。データからダイレクトにドットを焼き付けますので、安定感のあるプレート出力が可能になりました。
2.ドットゲインのコントロールが難しい
→当社導入のクレオ社SQUAREspotにより解決。プレートにレーザーで真四角(スクエア)に焼き付けるハード特許技術を採用。
3.ライトから中間色がザラつき、平アミがきたない
→クレオ社Staccatoにより解決。Staccato(ソフトウエア)の独自のマイクロドット配列により滑らかな平アミを再現します。
以上のように通常のFMスクリーンの問題点をStaccato(ソフトウエア)とSQUAREspot(ハード技術)により解決しました。
より美しく、安定した印刷表現をご提供いたします。
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■FMスクリーンの特徴
- 鮮やかな発色・彩度の高い色調表現
- インクを盛ってもハイライト・シャドウ部の色調が変わらない
- 線切れ、ロゼッタ、モアレの無いシャープな画像表現
- 広い色再現領域
- デザインの自由度がアップします